日が少し経ってしまいましたが…
震災から10年。もう早、というべきなのかやっと10年というべきなのか。
当時大きな被害はなく安全な東京にいた自分からしたら何を発しても浅はかな言葉にしかならないのではないかと感じ多くは語れないと思いつつ。ただ、数年後に伺った被災地でのコンサートで見た光景は心が痛み忘れられないものでした。
最近個人的に“生死“について少し考える機会があったので(周りが心配するようなネガティブにではない)そんな個人的な想いと混ざり合って、生かされてるものとして、人・物事・音楽たちと向き合って楽しみながらちゃんと生きていきたいと改めて思いました。
去年、演奏活動は激減しつつもかけがえのない出会いがありました。偶然にも良い巡り合わせで香港の世界的二胡奏者 王憓(RayWong/レイ・ウォン)さんとやりとりをさせていただいていく中で
彼が震災を悼んで作った“岩手夜曲“という楽曲があることを知り、そしてまたご本人からぜひ演奏してみてくださいと許可もいただき
今回vn.vc.fl.pfの編成でアレンジさせてもらいリモートですが演奏してみました。
そしてもう一つ先月のREVIVER公演のきっかけともなった和太鼓Atoa.との出会い、
震災当日の日を跨いで、編曲、奏者各自の録音、編集作業と至ったわけですが
Ray Wongさんの岩手夜曲、お聴きいただけるとうれしいです。
岩手夜曲 / 王憓 RayWong
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✨Ray wongさんの言葉より✨
『岩手夜曲』この曲は3·11東日本大震災を悼んで作られたものです。まるで絵のような景色、人の心に残る夜の岩手。一切は遠くのものとなっても、そのあとはまだ残っている。私たちは未来に向かって、積極的に、楽観的に、互いに手を取り、美しい故郷をともに再建していきましょう。
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